自律神経失調症の改善 大百科
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薬から生活習慣まで自律神経失調症の克服方法

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心身症型自律神経失調症

心身症型自律神経失調症とは

自律神経失調症になった人の約半数の人が心身症型自律神経失調症だといわれています。
心身症型は仕事や人間関係などによって過剰なストレスを抱え込んでいる人に多くみられます。

心身症型自律神経失調症は無理をし過ぎるタイプに発生することが多い自律神経失調症です。人から頼まれたことは断れず、必要以上にがんばってしまうタイプに多いので、この症状に悩んでいる方は少なくありません。 がんばりすぎて心身が緊張した状態になり、それが継続すると交感神経が活発になります。これにより様々な自律神経失調症のトラブルを引き起こしてしまうのです。

ほんの少し真面目程度であればそれほど気にする必要はないのですが、周りから真面目過ぎる、頑張り屋過ぎると指摘されたことがある方は注意してみましょう。真面目でも疲れた時に多少手を抜けるのであれば良いのですが、心身症型自律神経失調症の場合はそれができないのです。 心身症型自律神経失調症の症状が悪化した場合、抑うつ型自律神経失調症に発展してしまうケースもあります。こちらは心身症型自律神経失調症の症状に加え、うつの症状が現れるため、改善させるのがなかなか難しいといえるでしょう。

心身症型自律神経失調症でも、心と体にさまざまな症状が発生しますが、抑うつ型自律神経失調症になるとそれらの症状が更に悪化するため、できるだけ早い段階で対策をとって改善を目指すことが大切です。 選択する病院によって治療法は異なります。一般的にはあまりにも不安が大きく、症状がひどくなった場合には抗不安薬が処方されることもあります。

自律神経障害に悩む人の半数が心身症型

  • 要因
    様々な悩みを一人で抱え込むことで、ストレスの許容限度をオーバーして発症

真面目で完璧主義ですが不満などを口に出さずに我慢する、いわゆる「いい子」と言われるタイプの人は、常にストレスを抱え込んでいます。しかし、本人は自覚が少ないため、ストレスの許容限度をオーバーしてしまって症状が出てはじめて気づくことが多いようです。

症状は頭痛やめまい、肩こりなどの身体症状が中心となります。

病院での治療も大事ですが、適度に息抜きをして自分の感情を上手に吐き出せるように、ストレスマネジメントのケアも必要になります。

どんな人がなりやすいのか

  • 完璧主義の人
  • 頑張りすぎる人
  • 理想が高い人
  • 几帳面な人
  • 責任感が強い人
  • 弱音を吐けない人
  • 周りに流されやすい人

主な症状

  • 不眠
  • めまい
  • 頭痛
  • 肩こり
  • 首こり
  • 耳鳴り

どのような症状が現れるかは人によって大きく違い、現れる症状の強さも違います。そのため、症状が出たとしてもそれが心身症型自律神経失調症によるものだと気づけない方も多いようです。 例えば、不眠や肩こりといった症状が出たとしても、すぐに心身症型自律神経失調症を結びつけて考えられる人はいないでしょう。そのため、心身症型自律神経失調症であることに気づくのが遅れてしまい、なかなか治療に取り組めない方もいます。

診断が難しいタイプの自律神経失調症ともいわれていますが、カウンセリングなどでよく話をしてみると、真面目で完璧主義であることがわかり、ここから心身症型自律神経失調症だとわかることもあるようです。

心身症と心身症型自律神経失調症

心身症型自律神経失調症と心身症はどのような違いがあるのでしょう。

心身症とは、様々なストレスによって身体に病気と呼べる症状があらわれる状態のことです。
具体的には更年期障害、眼精疲労、胃・十二指腸潰瘍、慢性関節リウマチ、夜尿症、失声、月経困難など様々な症状があります。

心身症は身体の臓器や器官の決まったところに症状がでますが、心身症型自律神経失調症は全身の色々なところに症状が出ては消えるといったことを繰り返します。

心身症型自律神経失調症の改善方法

改善するためには、不満や不安などを自分の内側に閉じ込めないことが大切です。ミスをした場合もいつまでもくよくよするのではなく、気持ちに踏ん切りを付けて「今度はがんばろう」と考えられるように精神状態を整えていきましょう。 心身症型自律神経失調症の症状を強く感じた場合、精神的にも身体的にも無理をしすぎている可能性が高いです。自分の普段の生活を振り返ってみて、何か無理をしていないか考えてみましょう。

例えば、先週は毎日残業があったのに家に帰ってからもスキルアップのための勉強を休まず続けた、どう考えても自分の手に負えない仕事を引き受けてしまった、睡眠時間を削って趣味に没頭したなど。 心身症型自律神経失調症の方はがんばりすぎが原因で症状が出てしまうことがあるのですが、ひどい症状が出るまで自分ががんばりすぎていることに気づけないケースも珍しくありません。

大切なのは、自分の限界を正しく知り、そこに到達する前に休みを取ることです。ただ、心身症型自律神経失調症に悩んでいる方は自分の限界がよくわからない方もいます。 そこで、毎日日記をつけるのがおすすめ。心身症型自律神経失調症の症状が現れた際に日記を振り返ってみれば自分がどのような無理をしていたのか正しくわかります。それだけでなく、どのような生活をした場合に体や心が限界を迎え、心身症型自律神経失調症の症状が現れてしまうのかも判断しやすくなるでしょう。

疲れを取るための方法は人それぞれではありますが、シャワーだけで済ませるのではなく、毎日ゆっくり湯船につかってリラックスするだけでも随分変わってくるはずです。

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