自律神経失調症の改善 大百科
自律神経失調症の改善 大百科

薬から生活習慣まで自律神経失調症の克服方法

うつ病

うつ病は自律神経失調症とは異なり、脳内神経伝達物質の分泌の異常によって引き起こされる精神疾患です。不眠、不安感、焦燥感、体重の減少、食欲の減少などの症状があり、悪化すると自殺願望も出てくる怖い病気です。

原因となるストレスの軽減だけでは改善しにくく、治療には脳内ホルモンを整える薬が必要です。

自律神経失調症と混同されやすい“仮面うつ病”

このように自律神経失調症とうつ病は原因が異なる病気ですが、症状から間違われることが少なくありません。特に、最近注目されている「仮面うつ病」と間違われることが多いようです。

仮面うつ病は、頭痛やめまい、肩こり、しびれなどの身体症状が強く、うつ状態が仮面をかぶっているように隠されています。そのため、症状から自律神経の障害と間違われがちです。

一方、仮面うつ病と診断されている人の2~3割は自律神経障害などの別の病気であり、必要のない抗鬱剤を服用しているとの調査報告もあります。

うつ病なのに抗鬱剤が効かない、自律神経失調症の治療をしているのに数週間以上抑うつ状態が続く。そんな方は別の病気を疑ってセカンドオピニオンを求めてみましょう。

また、自律神経障害の精神症状が悪化するとうつ病を発症する場合もあるので注意が必要です。

うつ病と仮面うつ病、自律神経失調症の違い

  • うつ病
    ストレスにより脳内神経伝達物質の分泌のバランスが崩れて発症
    (症状:不眠、不安感、焦燥感、体重の減少、食欲の減少など)
  • 仮面うつ病
    うつ病の一種、身体症状が強くうつ状態が分かりにくい
    (症状:頭痛、微熱、めまい、肩こり、しびれなど)
  • 自律神経失調症
    ストレスや生活習慣などで自立神経のバランスが崩れて発症
    (症状:頭痛、不眠、めまい、肩こり、抑うつ感、しびれなど)
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