自律神経失調症の改善 大百科
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その胃の調子の悪さは過敏性腸症候群かもしれない

只の便秘や下痢ではない過敏性腸症候群!自律神経失調症との関係

過敏性腸症候群は原因不明とされることがほとんどですが、精神的なことが原因と診断され薬を処方してもらっている方もいます。ところが症状は改善せず日常生活に仕事、学校生活などあらゆるシーンに影響を与えているのが現状です。

自律神経失調症と過敏性腸症候群の関係とは?

過敏性腸症候群と自律神経失調症はどのような関係性があるのか見てみましょう。

過敏性腸症候群ってどんな病気?

便秘になったり下痢になったり人はときどきお腹の調子が悪くなります。ところが数日すれば大体はその症状は治まります。しかし、過敏性腸症候群は慢性的にお腹の調子が悪くなるのです。腸全体の機能が異常をきたしている状態です。レントゲン、血液検査、内視鏡検査など様々な検査を行ってもこれといった症状が見られないのが特徴的です。

過敏性腸症候群の症状

  • 腹痛&下痢
  • 便秘と下痢の繰り返し
  • 排便後は痛みがない
  • 症状は午前中に起こり午後は治る
  • 体重に変動はない
  • 食欲はいたって普通
  • トイレに行けないときに症状が現れる
  • 休日は症状が治まる

以上の項目に該当する方は、過敏性腸症候群の可能性も考えられます。

下痢になると薬が手放せなくなるため、それによりストレスが溜まり症状が慢性化したり、悪化したりします。ちなみに便秘は蠕動(ぜんどう)運動の働きが鈍ることで起こるのではなく、腸管が痙攣することで引き起こされます。

過敏性腸症候群の原因

原因不明ですが、腸と脳には深い関わりがあることが立証されているため、ストレスが原因では?と言われています。ストレスで自律神経のバランスが崩れると自律神経が消化器官にうまく指示できなくなり、働かなくて良いときに腸が働き、逆に働いて欲しいときに働かなくなります。自律神経のバランスがうまく整っていなければ消化器官の働きが悪くなってしまうため、ストレスで自律神経失調症を引き起こしている方は、過敏性腸症候群の症状が強く現れやすいのです。

どんな人が過敏性腸症候群になりやすい?

  • まじめ
  • 周囲の目を気にしすぎ
  • 悩みを相談できず1人で悩んでしまう
  • すぐに落ち込む
  • 仕事を自宅に持ち帰る
  • 喫煙
  • 食生活が偏りがち
  • 十分な睡眠をとっていない

このような方はストレスを受けやすく、自律神経のバランスが崩れやすいため過敏性腸症候群になりやすいです。腸はストレスに敏感ですから、強いストレスを受けると腸が刺激を受け過敏性腸症候群の症状が現れてしまうのです。自律神経失調症の方はストレスの影響を受けないようにしなければなりません。

過敏性腸症候群の解決策は?

心がデリケートの人はストレスの影響を受けやすく自律神経バランスが乱れやすいです。それゆえに自律神経失調症と過敏性腸症候群を併発してしまいますから、ストレスを軽減させる必要があります。また、食生活のバランスを整えたり、腸を温めたりといったことも大事です。

自律神経失調症と神経性嘔吐症の関係とは?

神経性嘔吐症も心因性が原因で起こります。不安になったり、緊張したりなどストレスを受ける場面で嘔吐してしまいます。

神経性嘔吐症について

ストレスが関係して嘔吐するのが神経性嘔吐症ですが、患者自体はストレスが掛かっていることを自覚していない場合があります。人前で嘔吐してしまうこともあるので、人に会うことを避け外出しなくなる人も多いです。

神経性嘔吐症の症状

  • 嘔吐
  • 吐き気
  • 胃のむかつき

といった症状が現れます。腹痛、体重減少、便の異常などは見られません。

嘔吐を何度も繰り返したり、食後に嘔吐したりと症状の現れ方は人それぞれで、食後にする人は食事を避けるようになり摂食障害を招いてしまうこともあります。また、嘔吐が習慣的になると消化器官の粘膜に炎症が起き胸と胸の中心に痛みを感じたり、歯のエナメル質が溶け虫歯になることもあります。

神経性嘔吐症の原因とは

延髄という部分に嘔吐中枢があるのですが、嘔吐中枢は自律神経を介して様々な器官と繋がっています。嘔吐中枢と繋がっている器官の1つに大脳皮質があるのですが、そこがストレスを受けることでその刺激が自律神経から嘔吐中枢に伝わり嘔吐、吐き気といった神経性嘔吐症を引き起こすようになっているのです。ですから、自律神経が乱れ自律神経失調症になっている方は、神経性嘔吐症になりやすいです。

神経性嘔吐症になりやすい方

  • 会社で強いストレスを感じている
  • 生活環境に変化があった
  • ストレスを発散できず1人で抱えている

など、なにかしらのストレスを抱え、自律神経が乱れやすい方に多いです。自律神経失調症の傾向がある方は注意しましょう。

神経性嘔吐症の解決策

  • 薬による対処
  • 心理療法

といった方法で神経性嘔吐症の治療をしています。

吐き気を抑えるために制吐薬、不安、緊張を緩和させるために抗不安薬を服用して症状を抑えます。また、カウンセリングで心に溜めていることを話したり、自分の状況を理解したりしてストレスを軽減させる対症療法も行い改善に努めます。

神経性嘔吐症は自律神経失調症と深く関係しているので、自律神経のバランスを整えることも大事です。自律神経のバランスが整えば神経性嘔吐症の症状緩和されるでしょう。

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