自律神経失調症の改善 大百科
自律神経失調症の改善 大百科

薬から生活習慣まで自律神経失調症の克服方法

理学療法

肩こりや手足のしびれ、腰痛、 頭痛といった自律神経の身体症状には、ツボ押しや整体、針灸などの理学療法も効果的です。

自律神経失調症の症状を和らげるマッサージやツボ押し

理学療法では、固く緊張した筋肉を外部からの刺激によってほぐし、全身のゆがみを矯正して血流を改善させます。理学療法は整体院や針灸治療院などで行っています。病院でも専門の資格を持った理学療法士が症状に応じたケアを行います。

自律神経失調症に悩む方は、首のコリに悩まされている人が多いようです。首のコリは、患部のマッサージだけでなく姿勢の矯正や全身の整体が必要です。

このように自律神経障害の身体症状は、症状が一部であっても全身へのケアが必要なこともあります。整体院などへ行くときは、心身の症状をしっかり伝えることが大切です。

理学療法の種類と効果

  • マッサージ
    血液やリンパの流れを、マッサージによって改善します。身体の緊張をほぐしてリラックスさせる効果もあります。
  • 鍼灸
    鍼は全身のツボに症状に応じて刺して、身体が本来持つ回復力を促します。数センチ刺すこともありますが、非常に細い鍼なので痛みはほとんどありません。
    お灸は、もぐさに火をつけてツボに乗せて熱で刺激する治療法です。お灸は自分で行うと火傷することがあるので、針灸院に通うことをおすすめします。どちらも副作用がなく安心して続けられる治療法です。
  • 整体
    整体は身体を伸ばしてマッサージするなどして、全身のゆがみを整える治療です。
    身体のゆがみは、自律神経失調症だけでなく、足を組む癖や長時間のデスクワークなども関係しています。そのため、デスクワークの場合30分ごとに休憩をとる、荷物を片方の手だけで持たないなど、ゆがみの原因となる行動を改善することも必要です。

自律神経失調症に効果的なツボ

コリや頭痛などの身体症状の原因の一つは血流の循環の悪化だといわれています。

全身に300以上あるツボを症状に応じて刺激して、血行を促進します。ツボ押しは自分でもできるので、症状に合ったツボを知っておくとよいでしょう。

  • 百会(ひゃくえ)
    頭のてっぺんの中央部分
  • 天柱(てんちゅう)
    首の中心の筋肉の両側の髪の生え際の部分
  • 風池(ふうち)
    天柱から指1本外側の部分
  • 曲池(きょくち)
    腕を90度に曲げて、ひじの内側にできるしわの先端部分
  • 合谷(ごうこく)
    親指と人差し指を横に合わせてできるしわの先端部分
  • 足の三里(さんり)
    ひざから指4本下の骨の外側のくぼんでいる部分