自律神経失調症の改善 大百科
自律神経失調症の改善 大百科

薬から生活習慣まで自律神経失調症の克服方法

HOME » 自律神経失調症とは » 自律神経失調症を甘えとお考えの方へ

自律神経失調症を甘えとお考えの方へ

自律神経失調症を「甘え」だと考えてしまう方もいるようです。例えば、職場で一緒に働いている人がすぐに体調を崩し、それが自律神経失調症のせいだと言われると、この症状を盾にさぼっているのではないかと感じたことがある方もいるかもしれません。

特に周りから甘えだと考えられがちなのが、仕事に穴を空けてしまった時です。体調を崩して休んだことが原因で周りの人がそれをサポートしなければならないような状況になると、甘えていると感じることもあるでしょう。

甘えだと考えられがちなケース

そもそも、なぜ自律神経失調症での体調不良が甘えによるものだと思われることが多いのかというと、大きな原因は日によって体調が違うことが挙げられます。例えば、チームの皆で協力しながら行っていた仕事があり、その仕事がとても忙しい時期に自律神経失調症による体調不良を理由に休まれたりすると、「休日にしっかり休んでおけば良いのに…」と思われることもあるでしょう。

それでいて、仕事が忙しい時期が終わると戻ってくる、更に休日には友だちと旅行に行くなどして体調不良の話を聞かない…というような状況になってくるとさぼりと思われるかもしれません。

しかし、自律神経失調症の大きな原因はストレスです。そのため、ご紹介した事例で言えば仕事が忙しくなってたくさんのストレスがかかる時期に大きく体調を崩しがちになるのは自然なことだといえるでしょう。

そのストレスを発散し、職場の皆にできるだけ迷惑をかけないために休日に羽を伸ばしているとも考えられます。

自律神経失調症は周りの理解が必要

自律神経失調症が悪化してしまう大きな理由は周りの理解が得られないことにあります。この症状は実際に発症した方でなければなかなか気持ちがわからないと言われており、実際に症状に悩んでいる人自身の意見を確認してみると、「私自身、自分が自律神経失調症になる前はこの症状による体調不良を訴えている人に対して甘えだと感じていたが、そうではなかった」とのことです。

自律神経失調症は人によって症状の現れ方が大きく違います。例えば、午前中は起き上がれないほど体調が悪く、午後になると徐々に回復してくる方も多いのです。このようなケースでは午前中に遅刻をすることが多いため、それを甘えていると感じられてしまうこともあるでしょう。

自律神経失調症になる大きな原因はストレスであるため、周りが症状について正しく理解してくれず、陰口を言われたり自分を責めるような環境に置かれてしまうとどんどん状態が悪化します。

これにより休みを取らなければならないことも多くなり、更に症状も重くなっていくのです。

本人が一番大変

自律神経失調症は治療を必要とする症状です。

しかし、人によって症状の出方が違ったり、日によって体調が違うために都合の悪い時に調子が悪いと訴えるための言い訳ではないのかと思われることがあります。

「自律神経失調症は甘え」という考えを持っている方は、本人は苦しみながら治療に当たっていることを理解しましょう。体調の良い日は元気に遊び、笑顔を見せていたとしても症状の重い日にはたくさんの苦しみを抱えているのです。

また、周りから甘えだと言われてしまい、悩んでいる方もいるでしょう。家族にさえ理解されない方もいます。

こういったケースでは自分自身が自律神経失調症について正しく知り、この症状を周りに理解してもらえるための努力をすることも大切です。周りはこの症状についてよく理解していないからこそ甘えという考えが沸いてしまいます。

神経の疾病ということもありなかなか理解されにくいのが現実ではありますが、理解してもらえるための工夫についても考えてみてくださいね。

コンテンツ一覧